「モノマテリアル」一体なにがエコなの?

「モノマテリアル」一体なにがエコなの?

<持続可能な循環型社会へ>

 環境配慮型フィルム系バッグ・パッケージの需要が高まる中、素材の「モノマテリアル化」を採用し、エコパッケージを作るという手法があります。この「モノマテリアル化」をするとなにがエコなのか? この方法を行うとこれまでのパッケージと違い、リサイクル適正が向上し再利用化への近道となるのです。では、この「モノマテリアル化」について以下でご説明させていただきます。                              

<モノマテリアル化とは?>

 従来の複合素材による積層(ラミネート)フィルムは使用するフィルム特性を利用し、内容物をより良い状態でパッケージするためにフィルムを選定・ラミネートしパッケージ化しておりました。この複合素材(異素材)同士のラミネートフィルムを「マルチマテリアル」といい、この条件で作られたフィルムの場合リサイクル時に素材ごとを分離する事が困難になります。

 それに対し「モノマテリアル」はひとつの素材同士の積層(ラミネート)となるため、分離の必要がなくリサイクルに適した素材となるのです。

<リングストンのモノマテリアル化  「モノマテ」PE+PE>

当社では、この「モノマテリアル」を PE(ポリエチレン)ショッパーに取り入れました。これによりリサイクル適正は向上し、さらに従来のPEショッパーよりも印刷制限が少なくなるためデザイン可能範囲が広がり、袋の外面・内面共に印刷インキ落ちの心配もなくなりました。 

サイズ・デザイン・形状などご希望に合わせオーダーメイド承ります。 ぜひ、お問合せください。

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